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「生き方」を書いた稲盛和夫さんの本を読んでの感想

ここ一週間ほど久々に読書に集中してます。

しかも、紙の本。

入院期間中は紙の本だとかさばるのでもっぱらキンドルに頼りっきりでしたが、自宅で悠々自適に読めるとあって、最近購入するのは紙の本。

電子書籍も紙の書籍もそれぞれ一長一短ありますけど、個人的にはなんとなく読みたいなって思った本を購入するときにはアマゾンで中古本購入したほうが安いので、今みたいになんとなく読書したいというときには紙の本ばかり読んでます。

 

そこで、今回読んだのが稲盛和夫さんの著書「生き方」です。

 

稲盛和夫さんといえば、鹿児島出身のカリスマ経営者です。

京セラを立ち上げ、今のKDDIのもとになる会社を立ち上げ、日本航空の再建と住む世界が違いすぎるお人です。

 

ではそんな稲盛和夫さんの本を読んだ感想を書いてみます。

本の内容は一言で言うと「俺みたいに成功したければこうしなさい!こうありなさい!」という本です。

 

そりゃもう稲盛さんに憧れている人達が読む本なのだから、稲森さんの思想、行動、熱意といったものを存分に書いてあります。

そんな稲盛イズムを学びたい方はぜひ読んでみると稲盛和夫さんのような生き方、あわよくば稲盛和夫さんのような成功体験を経験することができるかも・・・しれません。
もちろん、持って生まれた運の強さもあることと思いますが。


そこで、この本の題名にもなっている「生き方」ですが、私が稲森さんの生き方を参考にできるところもありますが、できないところも当然にあります。

 

稲森さん自体は仏門にも入って修行などもされていたようで、仏教の教えを大事にしているようです。

私も仏教の本などたまに読んだりしていたので、仏教がなんたるかやその全てを理解しているわけではありませんがもともと実家が仏教なのでその教えに抵抗はありません。

 

そういった点では今回の本に書かれていた稲森さんの生き方で仏教を参考にしている部分については自分の中に受け止めやすかったですし、こうあるべきというところは「そうだな」って、素直にそう思いました。

 

ただし、本全体の稲森さんの「生き方」については、これはあくまで人一人の生き方であって、これが全てじゃないよな~って感想です。

 

最近では環境の変化によって多様な生き方が認められるようになってきましたし、それを受け入れる環境が少しづつ広がってきました。

私が子供の頃はまだバブルの勢いが残っていた時代だったので、仕事にすべてを注ぎ込むのが男の生き方だなんていう感覚もありましたが、最近はワーク・ライフ・バランスなんて言葉も浸透してきて、国として働きやすさを重視するようにもなってきています。

 

「仕事を通じて心をより良いものに育てていく。」

 

本の中でこういった考え方が述べられていましたが、こういった考え方も一つあるでしょう。

しかし、現実的には自分が最後に後悔することがない生き方も大切なんじゃないかと思ってます。


仕事もほどほどにして、趣味やプライベートもほどほどに楽しみ、家族との時間を大切にする。


人生の途中にはいろんなことが起こるのでしょうが、何もない普通の人生が幸せだなって感じることもありますし、仕事を頑張って、仕事によって心をよりきれいなものにしていく、そんな思想だけで人生を終えるのはもったいないなって。


この時点で成長することが止まっていると思われるかもしれませんけどね。

 

そう思われたとしても、例えば、もし明日事故に遭遇し、生命の危機が訪れている、そんな時に「仕事ばかりしてたな」「そういえばアレをやっておきたかったのにできなかったな」なんてことになると、穏やかにいけないでしょ。
極端な話だけど、可能性としてゼロではない。
また、急にやってくるならともかく、病気で入院して徐々に衰弱していく時に、「家族であそこに行きたかったな」「自分がいなくても仕事は当たり前に回っている」なんてことになると、ズルズルといろんな思いを引きずりながら最期を迎えるわけです。

 

それだけは嫌だ。

 

あの世に後悔や虚しさを持っていくような生き方はしたくない。

 

家庭をもって、暮らしていけるだけの収入もあり、持病はあるがそこそこ元気、お金があればもっとやりたいことや新たな価値観も生まれるのだろうけど、今の環境でできることや想像できることを必ず経験して、世の中の80%の人が一通り経験することを同じように経験できれば1人の人間として人生を楽しめたと言えるんじゃないかな。

 

仕事によって人として成長させてもらう部分も認めていますが、個人的にはこんな考え方です。

 

 

「みんなちがって、みんないい」

 

金子みすゞさんでしたかね、成功者が書いているような本のような生き方じゃなくても、自分の中で納得できる生き方があればそれが一番大切なんじゃないかな~。

 

そんな自分の「生き方」を改めて考えた一冊でした。

 

 

生き方―人間として一番大切なこと

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