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いつまでくすぶり続けるの?

みんなが日々悶々とくすぶっている状況から、次の一歩を踏み出してくすぶり続け無い為の情報サイト。 そんな私が一番くすぶっているのは内緒。

前回に引き続き、チョコパンの粗利計算もやってみた

前回パン屋さんの粗利計算を身近な計算でチャレンジしてみましたが、前回の白パンに続き、チョコパンでも粗利計算をやってみました。

内容はほぼ同じに近いですが、材料が変わればそれだけ材料費も変わってくるので、これも1つの例としてやってみます。

P_20160910_110712


チョコパンと言えば、このパンですね。

私の中では白パンの次にお気に入りのパンです。

 


では、チョコパンの材料費ですが、それがコチラの表

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1回で使用する材料費が603.9円です。

前回の白パン作成に1回152.2円材料費がかかっていたのを考えると、チョコパンの材料費高いですねー。

ほとんどが、チョコチップにコストがかかっているのとココアパウダーもそこそこ材料費がかかっています。

続いて、調理器具の減価償却費がコチラ。


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前回と同じ表です。
50回使用すると仮定して、1回あたりの償却費を計算しています。
1回あたりの償却費は104.61円。

以上のコストをまとめてチョコパンの原価計算をしたのが次の表。

tyokopan4


チョコパンは、1回で12個程度にスライスするので、材料費と償却費の合計を12個で割返すと、1個あたりの原価は59.04円になります。

白パンの材料費が32.10円であったのと比べると倍近いコストがかかりますね。

ここまでで粗利計算ができます。

今回は材料費がかかっているので、仮に1個120円で販売するとします。

売値 120円 - 原価 59.04円 = 粗利 60.96円

よって、粗利率は。

粗利 60.96円 ÷ 売値 120円 × 100 = 粗利率 50.8%

チョコパンの粗利率は50.8%とさすがに売値を上げても白パンの粗利率67.9%と比較すると粗利率は悪化しました。
材料費がかかっていますからね。

では、前回と同様にこの粗利に人件費を考慮します。
人件費は、前回すでに1回で100個程度のパンを作らないと人件費を回収することができないのはわかっていますので、パンを100個作ったときの1個あたりの人件費はコチラの表。

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1個あたり60円の人件費が発生します。

これをもとにチョコパン1個あたりの営業利益を計算すると。

粗利 60.96円 - 人件費 60円 = 営業利益 0.96円

売値 120円 ÷ 営業利益 0.96円 × 100 = 営業利益率 0.96% 

売値120円では営業利益は1円も発生しない計算になりました。
また、水道光熱費などの費用を考慮すると、パンを売る度に赤字が発生するというとんでもないことになりそうです。

最低限の利益を確保するのであれば、最低限売値を130円以上には設定する必要がありそうですね。

前回と今回それぞれ材料が多少異なるパンで計算しましたが、両方を見てわかるのは、基本的に人件費や経費と行ったものは固定的な費用なので、大きくは変わる部分ではありません。
いわゆる固定費用

それに対して、材料費についてはパンの種類によって大きく材料費が変わってくるので、パンを作ることについては、いかに材料費を抑えるか、粗利率をいかに高い水準に設定できるかがポイントになりそうです。 

当たり前なことなんでしょうが・・・やってみて再認識することも、大事よね。