いつまでくすぶり続けるの?

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銀行員に必要な資格は?銀行に入ってから取らされた必要資格はコレ

元銀行員ということで、たまに聞かれることがあります。
 

『銀行員ってたくさん勉強させられて、たくさん資格を取らされたりするんでしょ?』

 

う〜ん、ま、勉強をさせられるのはあっているかもしれませんが、たくさん資格を取らされるかどうかは、なんとも言えないところ。

 

 

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というのも、銀行で絶対に必要とされる資格は1年目でほとんど取得ができます。

取得しておかないと営業活動に支障が出るので。

 

私が入行した頃の1年目必須資格

 

  • 証券外務員2種
  • 生命保険一般課程
  • 生命保険専門変額課程
  • 損保保険募集人資格

 

以上の資格は、資格を持っていないと銀行の金融商品が販売できないなど、仕事に支障があるので必ず取得が必要な資格です。

私が1年目の頃、特に必要な資格は証券外務員で、これがないと投資信託の販売ができません。

投資信託が販売できないとなると、周りが投資信託のノルマを背負っているところに自分は同じ土俵の上にさえたつことができません。

ノルマがないからいいじゃんってそんなこと言っている場合ではありませんからね。

他にもノルマ項目があるので、投資信託取れないなら他のもので数字を残せという司令が降りるのは当然の流れです。

 

さらに、最近では銀行で医療保険や生命保険も募集をするようになってきているので、銀行員としての仕事ができるように生命保険の資格も確実に取得したい。

投資信託同様に、資格が無いならノルマが無いではなく、試験に受からないという風当たりがきついのももちろんのこと、そのくらいの試験も受からないのはやる気がないからだ!!というような口撃を受けること間違い無し。

決して難しい種類の資格ではないので、出来る限り1回で受けるように努力は必要です。
それに、周りがしっかり取得している中で自分だけが取れていないとなると気持ちもあせってくるので、やはり1回の受験で取得することが望ましいでしょう。


でも、安心してください。


銀行に入行できる能力のある皆さんにとって、勉強さえすれば問題なく取れる資格です。

合格率が数パーセントと言われるような国家資格レベルの試験ではありません。

むしろ、ほぼ受かってもらうための試験と言っても過言ではありません。

その資格取得のための勉強時間が取れないというのは銀行員の悩みとしてあるかもしれませんが、取れないということは努力不足と言われても仕方ないくらいの資格になるので、無駄にプレッシャーを与えてますが、そのくらい1回の受験で取得できるようにしておきましょう。

 

この資格以外にも、1年目ではまだうるさくは言われませんでしたが、銀行業務検定やFPの取得も求められてきます。

FP試験も2級くらいまでは持っていないといけませんよね。

私の頃でもFP3級は必ず取得するように言われていましたが、そのうちにFP2級まではないと昇進にも影響するようなことも言われていたので、今では持っていて当たり前の資格かもしれません。

FP自体はお客さんに提案するときにも当然役に立つ資格ですが、それ以上に日本で生きていく上で知っておいた方がいい知識が詰まっている試験なので、FPはしっかり勉強して知識として定着させておけばかなり有意義な資格だと思います。

 

また、銀行業務検定はこれこそ毎年計画的に取得していかないと昇進するときに、受かっている検定試験が少ない場合には昇進の足を引っ張るようなこともあるくらい、銀行で働き続けるうえでは大事な検定になります。

 

半分は強制的に銀行から資格勉強させられるような仕組みになっているんですね!

 

私の在籍時でさえ、充分に昇進するだけの実績を上げているにも関わらず、検定資格の取得が追いついていないということで昇進が遅れている先輩もいました。

その当時でさえですよ!

窓口として開かれているのに、自分自身の努力不足で先に進めないことほど残念な思いをすることはありません。

そんな残念なことにならないように、毎年検定資格の取得を積み上げていきましょう。

 

さらに、資格や検定を受けること以外にも、通信教育も受けさせられていました。

半期に1つか2つの通信教育を修了させることを求められていたので、仕事では数字を求められ、プライベートの時間でも勉強を半強制的にさせられていたような状態。
しかも、年間に2回ある賞与でこの通信教育の費用が天引きされるという、時間もお金もこの通信教育に費やすことになります。 

金融の世界は常に情報が命の世界ですから、これまでのルールはもちろん、これから始まるルールにも的確に対応しておく準備が必要です。

なんだかんだと言っていても、通信教育はそうした情報を吸収していくには必要な学習でもあります。

 

さらにさらに、これだけじゃありません。

ここで気持ちが萎えていてはいけませんよ~。

銀行員1年目は本部で開催される研修も多くて、入行してすぐ研修、合宿所のようなところで研修、2ヶ月に1回くらいのペースで研修と1年目は集中的に研修を受けさせられます。

 

ただ、裏返すと『受けさせられる』と表現すれば聞こえが悪いですが、銀行としてそれだけ研修費用をかけて、行員を育てようとしているわけですからありがたいことでもあるんですけどね。

 

それ以外に必要な資格としては、後は自分の勉強したいこと、役に立つと思った資格勉強に集中でしょうか。

例えば、地方銀行くらいではあまり使うことありませんが、メガバンクレベルになると英語だって使うこと少なくないはずです。

どこかのデータによると英語の学習に時間をかけている人は平均年収が高いなんてデータもどっかで見たような。

それに、私の会社の担当者もいきなり中国に異動になった事例も近くで見ています。

急に移動命令が下りて、あわてて英語の学習をしたって、英語に慣れてきた頃には次の異動なんてことにもなりかねませんので、銀行の規模にもよりますが英語も必要な勉強になりますよね。

 

また、不動産の勉強だって銀行員には必要ですし、私の知っている銀行員は税理士資格を在職中に取得して、退職後に会計事務所に就職した人もいます。

銀行員は定年退職の年齢が通常の企業よりも早いので、自分で稼げる資格を現役中に取得し、銀行退職後の稼ぎ方として一つの選択肢を増やしておくことも人生のリスクヘッジとして大切ですね。

実際は難しい資格試験に向けて時間を作り、毎日の労働に耐え、一定期間を我慢しながら学習をすすめるのは至難の業でもありますが、人生で1度くらいそんな時期があっても、長い目で見れば大きな財産ですよね。 

 

あとは、中小企業診断士を取得する銀行員は多いです。


個人的には中小企業診断士よりも宅建士や行政書士といった資格のほうが独立を考えれば有利なんじゃないかなんて思いますけど、中小企業診断士を取得すれば銀行の中では評価されてました。

 

中小企業診断士の資格を取得してから、本部のコンサルに関わるような部署であったり、経済研究所的な関連会社に出向になったりしてましたし。


中小企業診断士の資格そのもので何かができるというわけでもありませんが・・・銀行員としているうちには評価される資格です。
なんせ、日本の99%の会社は中小企業といわれる規模の会社らしいですから。

資格を取得して、経営コンサルしますよ~といった顔で企業を訪問している銀行員がたまに私の職場にもやってきます。

 

ということで、銀行員として必須な資格は最初に示した資格さえ持っていれば最低限の銀行員の仕事はできます。

ただ、それ以外にも勉強しないといけないことがあり、それ以上に自分が高みを目指すのであれば、よりレベルの高い資格取得を目指していくことになります。

 

職場では数字を問われ、プライベートでは勉強時間の確保と公私に忙しいのは銀行員の宿命なので、どちらもこなせて初めて一人前の銀行員です。


こなせなかった私が言うのもおかしい話ですが、これから銀行員を目指す人にはこれが耐えられる自信がないと、続きません。