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いつまでくすぶり続けるの?

みんなが日々悶々とくすぶっている状況から、次の一歩を踏み出してくすぶり続け無い為の情報サイト。 そんな私が一番くすぶっているのは内緒。

【新電力の負荷率が高い施設限定】新電力を比較する時のポイント

最近も続々きます。
 
新電力会社。

あくまで法人向け電力ということで営業に来られますが、これまで新電力の営業を聞いた中でのポイントまとめ

はじめに、新電力は『負荷率』というのをよく見ています。
負荷率とは、計算式で見るとすこーし理解しやすくなります。

負荷率=年間使用電力量÷(契約電力x8,760時間)

つまり、契約電力に対して年間でどれくらい電力量を使用したかを表す電気の稼働率
この負荷率が低い施設が新電力の狙いやすい施設で、反対に負荷率が高いと新電力が参入しにくい施設ということになります。

一般的に、負荷率が低いということは電力コストが高い。
負荷率が高いということは電力コストが安いと考えます。

となると、新電力としては電力コストが高い施設に参入したほうが、その電力コストの差で利益を上げる企業としてメリットが大きくなりますよね。

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では、どういった施設が負荷率が低い施設かというと、日中は施設が稼働しているけれど、夜間や週末は動かないような施設は負荷率が低い施設です。
反対に負荷率が高い施設とは、日中も夜間も稼働が大きく変化しない施設は負荷率が高い施設になります。

そして、私が働いている病院もこの負荷率が高い施設になります。
なぜなら、日中に稼働しているのはもちろんのこと、夜間も空調等電力を使用する機械が多いので負荷率は高くなりますね。

なので、新電力としては病院は参入しにくい施設の一つになるんですが、そこを何とか参入するために新電力として『部分供給』という供給方法で提案をしてくることがほとんどです。

この『部分供給』は以前も紹介したように、一番使用量が低いところ(ベース部分)は既存の大手電力で契約をして、変化がある部分を新電力と契約する方法です。

例えば、今の契約電力量が1,000kwとするとベース部分の500kwを既存電力会社と契約して、残りの500kw部分を新電力と契約します。
こういった手段を用いて、負荷率の高い施設にもなんとか参入できるように営業をしてきます。

では、実際に変更して電力料金が下がるのか?

ここが一番大事ですよね。
負荷率が高いと言われる病院でも、この『部分供給』という手段を使えば、電力料金が安くなるという試算は出てきます。
劇的に安くなるわけではありませんが、私の施設で試算した時には年間で3%程度の電力料金が下がる計算でした。

おそらく、部分供給で契約をすると下がることになるでしょう。
ただし、実際は契約には至っていません。なぜか?

それは、今大手電力会社と契約している電気契約は、通常表立って表示されている契約にはない、個別の交渉をして契約したプランになっています。
今回、この『部分供給』という方法で電気の供給を契約すると、この個別プランになる契約には戻ることができないだろうと言われています。

新電力会社の担当者に聞けば、『交渉次第』とは言いますが、確実に戻れるとも言えないので、もし『部分供給』に踏み出すと、後戻りできないという覚悟は必要になります。

また、今はこの『部分供給』方式での契約が認められていますが、ある会社から指摘されたのは、いずれ『部分供給』方式が見直されて、すべての電気を一つの電力会社から電気を供給する『全量供給』しか認められなくなるリスクも無いとは言えないとのこと。

もしも『全量供給』しか認められないとなると、既存の大手電力会社か新電力会社を選択しないといけませんよね。
既存大手電力を選択しても、それまで利用してた個別契約プランは選択できなくなる可能性が高いので、結果電気コストが高くなる可能性もあります。
また、新電力会社を選択したとしても、全量供給となると新電力会社の旨味も少なくなるので、結果電力コストが高くなる可能性は見逃せません。

もしこういった自体になった場合は、今まで契約していたプランが一番良かったということになりかねません。

今回ここにまとめているのは、『負荷率が高い施設』そして『個別契約プラン』である施設に関してのポイントなので、もしも負荷率が低い施設、標準的な契約プランで電力供給を受けている施設であれば、いつでも変更することは可能なのでそこまで考えておかないといけないことはなさそうです。

それぞれの施設によって事情が異なるので、長い目で見たリスクを考えておかないと後戻りができないこともあるので、注意が必要ですね。