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いつまでくすぶり続けるの?

みんなが日々悶々とくすぶっている状況から、次の一歩を踏み出してくすぶり続け無い為の情報サイト。 そんな私が一番くすぶっているのは内緒。

熊本地震から学ぶことを『今』記録しておく

たまたま私の職場が病院ということもあり、今回のような大地震などの自然災害が発生した時、病院が取るべき動きとはどうあるべきか。

最初に発生した地震の際には、熊本市熊本赤十字病院も被災者の救急対応が可能であったように見えるけど4月16日に発生した『本震』の地震により、ライフラインがストップ。
その結果新規の被災者への救急対応もままならなくなるため、入院患者を県内外の他の病院へ移送する必要があるとのこと。 
また、熊本市民病院では病院自体の老朽化による、病院本体の倒壊おそれがあるために、熊本赤十字病院同様、県内外の病院へ移送する準備に入っていると。

こういった情報は人ごとではないですよね。

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ライフラインの電力に関して

病院では自家発電装置を準備しているので、最低限必要な電力の供給というのは自家発電装置から供給を受けるようになっています。
ただし、自家発電だけで病院全体の電力をまかない続けることはできないので、あくまで一時しのぎのレベルです。
こういった場合、最低限必要な電力の供給に関しては九州電力の電源車などの力を借りるようなことになるのかもしれませんね。 

また、水道に関して


これが意外と盲点。
私の病院では一部地下水を利用しているので、もしも水道事業団から供給されている水道がストップしてしまっても、地下水側の水道供給装置が無事であれば、水の確保も多少は対応ができるように考えられますが、あれだけの大地震であれば、その時はさすがに地下水も使えるかどうか。

あとは、水道は一度屋上の給水タンクにも保水されているので、そういった一時的に蓄えておけるタンクを増やすような体制は必要かもしれません。
また、自動販売機等も院内に多めに置いておくのも一つの対策なのかもしれません。

次に、食料について。

食料に関しては、病院では3日間の食料は病院内で確保してあります。
ということは、災害発生から物流がストップして3日間は通常の食材は確保できているので、この3日間でどこまで物流を確保できるかは不明ですが、3日間であれば、食料の供給がなくても持ちこたえることができます。

では、被災者対応の医療材料はどうか?

被災者の治療対応で救急を受け入れることが想定されますが、通常は医療用の材料って病院内にそこまでたくさん保有していません。
たしか、通常病院で使用する1週間分くらい。

これは、経営上の問題もあります。
たくさん消耗品を保有していても、実際に消費しないまま賞味期限を過ぎたり、長期保管していて紛失するようなことがあったり、出来る限り在庫を少なくして、管理費を抑え、運転資金として利用できる現金を確保するといった狙いがあります。

しかし、もしも大勢の救急対応となると、1週間もかからない内この在庫は消費してしまうこともあるでしょうね。
通常は経営上の判断で、在庫を出来る限り抑えようとしていますが、こういった災害時のことを考えると在庫量として多めに保有しておく必要もありそうです。

もしくは、業者との協定も必要ですね。
緊急時の対応としてどういった対応を取るのかを普段から確認をしておいて、お互いの行動を把握しておくことが混乱時でもスムーズな対応に繋がりそう。

病院自体が被災して完全に機能がストップしたら?


とにかく受け入れをしてもらうしかないですからね。
この場合は、今から入院患者を互いに受け入れるための協定が必要かもしれませんね。
しかも、同じ地区で協定をしても被災すると意味が無いので、少し離れた病院、もしくは、県境を超えての広域な協定を結んでおくことも考えておいたほうが良いね。

そもそも医療従事者が集まれるか?

その地域で災害が発生したことを考えると、病院で働く医療従事者も被災しているということですからね。
そんな時に医療従事者が医療をするために病院へ集まることができるのか。
これについては、病院の近くに住んでもらって、歩いてでも行ける範囲に住んでもらうことが求められそうです。

また、すぐに対応できるチームであったり、すぐに連絡をして動ける人員の確認も必要か。

指揮系統の確認も必要

これが一番大事。
指揮をする人誰か。
指揮系統はどうなっているのか。

指揮系統がめちゃめちゃだとどの情報が正しいのか、誰の指示で動けば良いのか、せっかく人はいてもしっかりした対応が取れるためには、指揮系統を決めておくこと、そして、指揮系統をみんなが共有しておくことが大事。

考えだすときりがないけれども、緊急時の対応としてどういった事態が発生するかをイメージすることですよね。
特に、最重要とされる事項については全員で考えて、考えうる事態をすべて想定することが、イザという時の対応に生きてきます。

また、最近ではBCMという意識も浸透してきてますからね。
災害が発生したその時、リアルタイムに自分の周りでこういった自体に陥ったらどう動くべきかを考えておきたいです。