いつまでくすぶり続けるの?

みんなが日々悶々とくすぶっている状況から、次の一歩を踏み出してくすぶり続け無い為の情報サイト。 そんな私が一番くすぶっているのは内緒。

電力自由化の次!知っておきたいネガワット取引のこと

小口の電力自由化がスタートして10日程度経過しましたけど、新聞や報道を見る限り、思っていたほど大手電力会社からの契約変更は少ないようですね。
私もどのくらい変わるか見積もりしてみましたけど、そんなに大きくは変わらなかったですし、気持ち安くなったくらい。

今後どういったプランが出てくるかにもよるんでしょうが、しばらくは徐々に新電力へ契約を変えていく流れでしょうか。

そんな電力自由化がスタートして間もないんですけど、実は電力自由化の次が電力業界にはあります。

それは、『ネガワット取引』

bsPPS_soudensenao

耳慣れないですね。

この『ネガワット取引』の正式名称は『インセンティブ型ディマンドリスポンス』といいます。
ますます意味がわからない。笑

仕組みを簡単に説明すると、電力会社からインセンティブ(報奨金)がもらえるんです。

電力会社に電気料金を支払うのではなく、報奨金がもらえるんです。

では、それがどういった取引内容なのかというと。

『電力会社とアグリゲーター(仲介者)』、『アグリゲーター(仲介者)と需要家 』それぞれの間でネガワット取引に関する契約を結びます。

電力会社と需要家の間にはアグリゲーターと呼ばれる仲介者が入っているんですね。

そして、実際の取引の流れが以下のとおり。

  1. 電力会社が電力需給の逼迫を予測
  2. 電力会社からアグリゲーターへ電力抑制を要請
  3. アグリゲーターが各契約需要家へ節電要請
  4. 各需要家は節電を実施
  5. アグリゲーターは各需要家へ節電対応の対価として報酬を支払い
  6. 電力会社は需給逼迫を回避したことによる対価を報酬としてアグリゲーターへ支払

ざっと、こういった流れで電力会社から報酬がもらえるようなります。

ここのアグリゲーターの役割がポイントですね。

各需要家の電力状況を詳細に管理し、それぞれの状況に合わせた節電要請を行う必要があるのはもちろんのこと、詳細なデータを管理出来るだけの技術力も必要とされます。

では、このネガワット取引に期待されるメリットは?

それは、電力の需給状況を安定的に稼働させるのはもちろんのこと、需要家にとっては、報酬が支払われ、さらには電力の最適な配分ができるようになりますね。
今の電力は、過去の電力状況の予測結果から発電施設の稼働を調整して、常に焚きましできるような体制で電力を管理しているので、資源、コストのムダがあります。
この電力状況をより精緻に管理して、今後の電源開発をより最適なものにしていくことができます。 

私達が使う小口の電力はまだこのネガワット取引には大きく関係はしないのでしょうが、大きな電力を使用する企業からこのネガワット取引というものが徐々に広がってきそうです。
今は実証実験の段階ということですが、社会がより効率的なエネルギー利用ができるようになると良いですよね。

ただし、まだ課題が多いのも事実。

それは、制度自体が未整備

今後整備されてくるのでしょうが、今のところきちんとした制度は未整備です。
また、実証実験段階のためそのネガワット取引自体の確実性や応答性が発展段階ということもあります。

私自身は、省エネやクリーンなエネルギーをと言った事自体にすごい興味が有るわけではないんですが・・・ こういったインターネットの発展で、社会がより効率的になっていく、そしてそこに新たなビジネスチャンスなり、市場ができてくる。
そういった、次の未来の姿が見えていることにワクワクしてしまいます。

その過程の中で、よりよいエネルギーの利用、資源の保全といったことが進んでいけば、よりよいことですね。