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元長崎県民で元銀行員として、十八銀行の福岡フィナンシャル・グループ入りは衝撃的な話

長崎県民で、元銀行員でもある私。
このニュースは衝撃的でしたねー。

十八銀行が福岡フィナンシャル・グループと経営統合へ

経営統合するのももちろんなんですけど、もっと驚きなのが、福岡フィナンシャル・グループにはすでに『親和銀行』が傘下に入っているんですよ。
その福岡フィナンシャル・グループに十八銀行が加わるということは、長崎県の金融はほぼ福岡フィナンシャル・グループが制覇しちゃいます。

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 地域の特性もありますが、例えば鹿児島県でも鹿児島銀行が圧倒的に高いシェアを誇っていますが、それでも4割超。
あとは第二地銀南日本銀行であったり、鹿児島相互銀行であったり、その他の金融機関も一定程度のシェアを持っているわけです。

これが、長崎県ではもともと十八銀行親和銀行でお互いに競い合いながら同程度のシェアを維持していたところに、十八銀行親和銀行が同グループの傘下へ。
そして、将来的には両銀行の合併も検討されているということですからね。

長崎県の他の金融機関にとってはたまったもんじゃないですね。

ちなみに、私が長崎県に住んでいた時期は十八銀行親和銀行は、それぞれが同程度の規模でお互いがライバル銀行としてしのぎを削っていた状況でした。
その頃は私も就職活動として銀行を中心に就職活動をしていたので、就職試験や面接を受けるために両銀行の本部に訪問したこともあります。
その時の印象は、十八銀行の方が親和銀行よりもイメージはよかったですよね。
というのも、その頃の親和銀行は経営的にちょっとあやしい時期だったので、十八銀行の方が堅実なイメージでした。

それからしばらくして親和銀行が福岡フィナンシャル・グループの傘下に入ることになったので、現在は親和銀行もその当時と比べるとイメージが変わっていることでしょうね。

参考までに私の大学時代の友人が長崎県信用組合で働いているので話を聞いてみたのですが、友人曰く、『ビックリはしたけど、うちとは顧客層が違うからね』とのこと。
確かに、顧客層が違えば、その他の金融機関も生き残りのヒントがそこにありそうです。

では、今回の経営統合で金融業界の勢力図がどう変化するかですよ。
資産規模を調べてみました。

  1. 福岡フィナンシャル・グループ 18兆7218億円
  2. 山口フィナンシャル・グループ 10兆329億円
  3. 西日本シティ銀行(長崎銀行含む) 8兆7093億円
  4. 九州フィナンシャル・グループ 8兆6971億円


これを見ると、九州北部から大きな再編の波がきてますよね。
そこに、つい先日経営統合した九州フィナンシャル・グループが九州南部からスタートしています。

あとは、この4大勢力に加わっていない有力地銀は、佐賀銀行大分銀行宮崎銀行
この地銀の動き次第でそれぞれのグループも大きく変わってきそうです。

私、『信長の野望』が好きでして、こういう勢力図争いを見るとわくわくしちゃうんですよね。
まさに戦国時代じゃないですか。
信長の野望』の面白さは、いかに勢力を広げていくか。
今回の金融再編にはこのおもしろさが満載。

例えば、鹿児島県には南日本銀行があります。
第二地銀で鹿児島でのシェアは約10%程度。
この南日本銀行がもし福岡フィナンシャル・グループに入るとなると、鹿児島銀行にとってはかなり脅威になりますよね。

失礼ですが、鹿児島ではどうしても鹿児島銀行に隠れがちな銀行ですけど、南日本銀行の身の振り方で鹿児島県内に勢力図には大きな影響があります。

反対に、九州フィナンシャル・グループの傘下に入るとなると、また全然違います。
九州フィナンシャル・グループとしてはより強固に九州南部を固めることができるので、鹿児島銀行が勢力を伸ばしている宮崎県への進出や沖縄県への進出というのもより力を入れて進めていくこともできるでしょうね。 

現場の銀行員一人一人にとっては自分自身の今後のキャリアや昇進、昇給にも大きな影響を与えるようなことなので、どこのグループに入るのか、どういう戦略なのか、自分ではコントロールできないことですけど心配ではありますよね。

今は静観しておくしかないでしょうが、九州から『金融』が変わってきてます。