いつまでくすぶり続けるの?

みんなが日々悶々とくすぶっている状況から、次の一歩を踏み出してくすぶり続け無い為の情報サイト。 そんな私が一番くすぶっているのは内緒。

住宅建築費用は住宅本体だけではない。持ち家を建築するとついてくる自宅の維持費用を忘れずに。

持ち家を建築、または購入すると平均値としてどのくらい出費があるかを紹介した前回。

資産運用の基本、住宅建築の建設費用と土地取得費用を想定してライフプランニングに反映しよう 

本日は、せっかく持ち家を所有するようになっても、そこについてくる費用を見逃していないかをチェック。
自分の家を購入するのは人生の中でも1,2を争うくらいの大きな出費で、ついつい持ち家を購入する金額にばかり目がいってしまいますが、それ以外にも持ち家についてくる費用はたくさんあります。

さー一国一城の主になったぞって、気持ちのいい気分になっているところ、忘れた頃にやってくる費用などもありますので、住宅の購入前にしっかり把握しておいてくださいね。

 

  • 住宅についてくる費用とその概算額
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一軒家とマンションそれぞれに付随してくる費用を年間額にして表にしています。
ただし、上記表を作成する上で、前提条件があるので、載せておきます。

  • 作成条件
  1. 35年間の費用合計を1年単位にして費用計上
  2. 借入金については総額3,300万円のうち500万円を自己資金、残り2,800万円を金利1.5%、期間35年、元利均等返済にて返済した時の利息合計を1年単位にして計算 
  3. 融資実行時諸費用については保証料やその他手数料等を35年で按分
  4. 修繕費については10年毎に100万円の修繕費が発生することを仮定 


といった条件のもと、持ち家にかかる費用をまとめています。
基本的には住宅の維持に関わる費用ですね。
一軒家の持ち家のほうが維持費が安くなる計算です。

一軒家とマンション維持費の大きな違いは、固定資産税のところです。
一軒家はほとんど木造なので、減価償却期間は22年です。
ところが、マンションは鉄筋鉄骨造りが多いので、減価償却期間は47年。
この差が固定資産税に大きな差が出ている理由になります。

22年を過ぎると、木造建築の一軒家評価額はほぼゼロになってくるので、固定資産税も土地の固定資産税だけになりますが、マンションは47年かけて償却していくので、評価額が下がりにくい仕組みで、評価が下がりにくいから、固定資産税も下がりにくいんですね。

そして、マンションの場合は見逃してはいけないのが、マンションの管理費
これもマンションの規模や価格によって大きく異なるので、それぞれの規模や価格に合わせた管理費が発生します。

また、一軒家でも10年から15年に1度は屋根の塗替えや瓦の塗替えなど、持ち家を長く綺麗に保たせるために100万~150万の出費も頭に入れておく必要があります。
これを1年当りにすると年間10万円程度の修繕費を別途積み立てておくと安心ですよね。 

さらに、住宅を購入する上で、一番の負担があるのが住宅ローンの支払利息
その時の金利情勢によって相当利息負担は変わってきますが、今回は年率1.5%の期間35年で計算しています。
年間にしていると、その負担感がわかりにくいかもしれないので、参考までに35年間の累計費用を一覧にしています。

  • 35年累計費用金額
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支払利息を見てください。
35年間で800万!!
これは、金利を1.5%にしているのでこの水準ですが、1.5%より高い金利で調達している方は、これ以上の負担をすることになります。
もしも金利2%とかになると、通算1,000万円以上の利息を負担している可能性もあります。

では、住宅購入費と住宅維持費を合計するといくらになるでしょう。

  • 一軒家購入時

  住宅購入費3,300万円 + 維持費 1,563万円 = 4,863万円

  • マンション購入時

  マンション購入費3,300万円 + 維持費2,193万円 = 5,493万円 

ひえ~、4千万、5千万オーバーです。

この金額に耐えられる強靭な精神力を持っている方はぜひ購入を検討してみてくださいね。

そうそう、私は賃貸派なんで、持ち家の購入は今のところ考えてはいないんですが、賃貸だとどのくらいの費用が発生するかもまとめてみましたよ。

  • 賃貸住宅の費用一覧
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条件は以下の条件で計算してます。
※家賃については毎月60,000円と仮定
※7年に1度のペースで住居の住替えをするものとする。(計5回)35年間にすると2,727万円。
※その他費用については、敷金や礼金等(家賃☓2ヶ月分)

この条件で計算すると35年間で2,727万円。
維持費とするとそこそこかかる計算になりますね。

ただし、持ち家派と違い、家の購入に当てるお金が出て行かない分は費用は抑えられます
よく『持ち家は資産になる』 とは言いますが、実際は35年も経過した持ち家、特に木造一軒家には資産といえるほどの価値は残っていません。

残っているのは土地の価値くらいで、家自体の価値はほぼ土地の価格に含められるくらいのものでしょうね。
マンションについては47年の償却期間ということもあり、35年経過後も一定の資産価値はあるかもしれませんが、それでも費用負担としてはかなりの大きい金額を負担することになりそうです。

これでも持ち家に憧れを持ちますか?