いつまでくすぶり続けるの?

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医療業界は人材不足。人の確保には年俸制の方がインパクトありそう

ちょうど冬の賞与の時期なので、まずは病院の賞与事情について話すと、病院の賞与って結構支給率良いんです。
鹿児島県ではだいたい年間3~5ヶ月くらいの幅で支給率が設定されていて、私の勤めている病院でもだいたいこの範囲内で支給されています。

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この支給率って、地方ではかなり高い水準で、一般的に賞与の支給率が高いと言われている公務員よりも高い支給率で設定されています。

これを聞くと病院に就職したくなりませんか。

でもね、最近考えたことは、賞与の支給率よりも、平均年収ですよね。
賞与の支給率が公務員よりも高くても、平均年収は公表されているのを見る限り公務員の平均給与よりは高くありません。 
例えば、鹿屋市職員の平均年収は、平成25年度の平均で約600万円ですが、さすがに平均年収600万円はありません。
正確に計算したことはありませんが、感覚的には450万程度ではないでしょうか。
もちろん、資格者の構成割合によって、病院ごとに平均年収も変わってくると考えられますが、感覚的にはこのくらいの水準です。

ということは、公務員は毎月の給与も高い水準で支給されているんですよね。
やっぱ、地方で一生サラリーマンとして勤めるのであれば、公務員が最強かもしれません。
あとは、金融機関です。
私がいた銀行の平均年収は約580万程度でしたので、今の職場よりは平均年収高いですね。
ただ、毎月のノルマに耐えられるだけの強い精神力が必要でしょうが。

でね、この平均年収を、企業の運営の立場で考えたんです。
案外、年俸制にした方が、人の募集も管理もしやすくなるんじゃないかって。
一般的に転職などを考えていると、給与の支給水準は気にしているけど、賞与の支給率ってそんなに見てないじゃないですか。
もしくは、賞与有りって書いてるくらいで、支給率は会社の事情で変わることもあるので開示していないこともあります。

であれば、看護師や介護職などの人件費相場って、だいたい相場が決まっているので、年俸制にしちゃって、毎月の給与を高く見せた方が人の確保がしやすかったりするんじゃないかって。

例えば、年収450万で年俸制であれば、毎月38万円支給。
これが賞与有りの場合だと、毎月28万円支給で賞与の年間支給が4ヶ月分だと、 およそ年収450万になります。

同じ年収450万円でも毎月38万円もらえる方がインパクトありますよね。
地方で求人票に給与38万円とか書いてあると目を引きますよ。

一方で、賞与のメリットは会社の事情に合わせて賞与の支給を決められるっていうのがあるのかもしれませんが、今の労働環境で、もしも賞与の支給率を通常より引き下げるような対応をしていると人が離れていく可能性高いです。
病院では資格者の確保が一番重要で、人が離れていくと病院は運営できません。
そうなると、結局例年通りの支給率を確保することが絶対条件になってくるので、やはり資格者の相場に合わせた年収を払うことは年俸制でも、給与と賞与の組み合わせでも変わらないと考えられます。

あとは、年俸制にすると毎月の管理が楽です。
これって、完全に経理マン目線なんですけど、賞与のある月は給与と合わせて2回同じ作業をしないといけないんですよ。
ただ給与をもらうだけの人はその支給までにどれだけの業務があるか考えもしないでしょうが、結構ボリュームのある作業になります。

また、賞与を支給したときには、別途社会保険事務所に賞与支給の届を提出したり、給与とは異なる業務が出てきたりします。
それに、資金繰り的にも賞与の月は一気に資金が出ていくので、そのための積み立てもしないといけませんし、資金不足を起こさないように考えておかないといけません。 

一般的な企業と異なり、病院は資格者ごとである程度の賃金相場が決まっています。
そういった事情も踏まえて、医療業界の人の確保って年俸制もありなんじゃないかなってひそかに考えてます。