いつまでくすぶり続けるの?

みんなが日々悶々とくすぶっている状況から、次の一歩を踏み出してくすぶり続け無い為の情報サイト。 そんな私が一番くすぶっているのは内緒。

地方創生と医療過疎の問題は一緒に考えないといけない

地方創生が注目されていますよね。
地方創生って、もっと具体的には『地方へ人を』といったところでしょうか。
そうなると、人をどうやって地方へ呼ぶかが問われるわけで、企業の地方進出を促したり、老後は地方へ移住しませんかといった話題があったりしますよね。

iryoukaso

 

そこで一つ考えないといけないのが医療の問題。
今の時代、一般的な診療であれば、地方の病院でも、クリニックでも標準的な治療方法があり、機器類もあれば対応できない事なんてありませんよね。

おそらく8割方の方はこの一般的な病気にかかって、近所の病院、医院で対応可能です。

ただし、それ以外の一般的な病院では対応できない病気も当然あります。
私もこの分類に入ります。
いわゆる難病と言われる病気では、県内の特定病院でしか対応できないことも多々あります。
私も、数か月に1度は鹿児島市内の病院まで診察を受けに行って体調の報告や治療、最近の症状を話してまた帰ってきます。
時には、入院してから翌日帰るようなときもあるので、近くに対応できる病院が無いだけで、片道1時間半、往復3時間の時間をかけて鹿児島市内の病院へ行かないといけません。

これは、まだ私が動ける状態ですからよいですが、高齢になり難病を発症、もしも大隅半島の病院で対応できない病気であれば、やはり対応ができる鹿児島市内の病院へ行くことが必要となり、通院ペースも月に1回、週に1回などとなれば、対応がすぐ可能な鹿児島市内へ居住を移すようなことも考えるのではないでしょうか。

今はほとんどの病気に標準的な診療行為が決まっているので、大きく治療方針が異なることも、治療結果が異なることもありませんが、特殊な疾病になると、県内に数人しか対応できる医師がいなかったり、時には九州圏内でも数人しか対応できないといったこともあります。

また、慢性期状態であればまだしも、交通事故や突発的な病気であれば、1分1秒が命にかかわることになります。
南大隅町錦江町などになると鹿屋市までも車では30~40分、鹿児島市となると2時間以上はかかります。
そのためにドクターヘリの整備も進められていますが、それでも鹿児島市内と比較すると突発的な対応には弱さを感じる状況です。

高齢になっても安心して住めないと、人が都会から地方へ移っていくことって難しいですよね。
医療の偏在は、数少ない医師を有効に生かすために、中心部へ医師が集中するのは仕方のないことではあります。
しかし、地方創生を目指すうえで、医療過疎、医療問題の取り組みは見逃せないポイントでもあります。
本当の意味で、日本のどこでも同じような水準で医療を受けることができる環境が欲しいですね。