いつまでくすぶり続けるの?

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病院という組織って、身近なようで実はよくわからない組織じゃないですか

私も、病院に勤め出して10年近くなりましたが、病院という組織って身近なようで、実はよく見えない組織じゃないですか。
いろいろな資格者がいて、それぞれの資格者が専門の業務を行っています。
その業務も資格に基づいた業務なので、資格を持っていないとできない業務もたくさんあります。
では、そんな病院ってどんな組織なのでしょうか。

byouin



 

 病院の組織はまず一番は医師です。
医師がすべての検査や治療、採血などの指示を各資格者に出さないと、看護師や放射線技師、理学療法士作業療法士といった資格者はその行為を行うことができません。
医師がいないと病院が動かないですし、医師の人数も限られているので、医師の確保は最重要です。

次に、重要なのは看護師ですね。
病院には、最低限いないといけない人員数があります。
その人員数で一番重要になるのが看護師です。
直接患者さんを看護するポジションになりますし、看護師の配置する人数によって、病院の収入は大きく変わってきます。
これは、看護師を手厚く配置していると、入院の収入になる入院基本料の収入が増えますが、看護師の配置が少ないと、入院基本料が下げられるので、収入も少なくなります。
だから、同じ病床数の病院同士でも、看護師をどれだけ配置しているかで、病院収入は大きく変わります。
例えば、もし入院するときに、看護師の配置を手厚くしている病院に入院すれば、おのずと入院代は高くなります。

そして、薬剤師、放射線技師、管理栄養士です。
これらの資格は最低人員がありますが、必要な人数が看護師ほど多くないので、わりと確保はしやすい資格者になります。

続いて、理学療法士作業療法士言語聴覚士臨床心理士です。
いわゆるセラピストですが、リハビリをする場合欠かせません。
また、診療報酬が手厚くされているので、需要のあるところには需要がありますが、最近では養成学校が増えたおかげで、今後過剰気味にならないか心配されます。

直接診療報酬にかかわる資格だけ紹介しましたが、これらの資格者が医師の指示のもとに患者さんの検査や治療にあたっています。
組織上は医師が最上位にくるようなイメージですね。

では、われわれ事務方はどこにいるかというと、この資格者のピラミッドには入りません。
それは、売り上げを上げられないからです。
そして、事務は病院運営を行う立場です。
各資格者には患者さんの為、病院の為医療行為に集中してもらわないといけません。
そこで、事務方は病院がしっかり運営できるように、経営企画、人事、経理、総務、医事管理、といったことを通じて病院にかかわっています。 

資格者と事務職は基本的には別のピラミッドです。
どちらが偉いとか力があるとかそんなことはありません。
お互いにバランスを取りながら病院は運営されているんです。
もちろん、医師がいないと病院が動かないことを考えると、医師の力が強いのは否定できませんが。

そして、この両ピラミッドを束ねるのが病院長であり、理事長であったりします。

病院は資格者がたくさんいて、それぞれが違う仕事をしているから、外から見ると複雑そうに見えますよね。