いつまでくすぶり続けるの?

みんなが日々悶々とくすぶっている状況から、次の一歩を踏み出してくすぶり続け無い為の情報サイト。 そんな私が一番くすぶっているのは内緒。

今の僕では社会企業家の精神には程遠いと思う

つい先日、長い連休中に本でも読もうと思い、近くのブックオフで見つけたこの一冊。

内容は、各地で活躍している社会起業家と言われる人たちにインタビューした内容が掲載してあるので、これから社会起業家を始める為の手順書にはならないけれども、きっかけや思いと言ったことはよくわかる一冊でした。 

 

では、社会起業家とはなんだ?とそもそもの意味は・・・『社会的問題の解決とともに、事業化することで継続的な活動を作る人たち』こんな解釈でしょうか。


読み進めていくと、意外とみんな最初から社会起業家になりたかったわけではないんです。

外資系の金融機関や世界的なコンサルティング会社に入ろうと思っていた人など、私たちとそんなに距離が遠い存在ではありません。

気付いたらそうなっていた人が多いんだなといった感想です。

具体的に社会起業家が行っている事業を見ると、地元のまちおこしとしてイベントの開催により地元へ人を呼び込もうと活動している起業家、伝統的な陶芸のなり手と陶芸家になりたいという学生をつなぐ起業家等、今日私たちが大きな問題と感じていることを解決するための活動とそこに継続ができる仕組みを作っていくのが『社会起業家』といった位置づけのようです。

社会問題自体は事業化しにくいことが多いですよね。
例えば、過疎問題。
過疎問題も大きな課題であり、その下には少子化問題、コミュニティ崩壊の問題、行政サービスの問題、医療過疎等多くの課題がそこにぶら下がってきます。
私の住む地域もまさにこの問題が散見されています。

解決したくても、人がいないとお金が集まりにくいため、事業化が難しく、継続的なサービス提供ができない。
そこに登場するのが社会起業家です。

社会問題を解決できる仕組みを作り、そこに事業継続が可能な収益源を見つけることで、解決を図っていきます。
もちろん、需要自体は少ないと予想されるので、社会起業家自体が大きな利益を得ることは相当難しいです。
実際、書籍に登場する方々も利益よりも、自分のやりたいことをできていることに価値を見出しているので、相当な強い思いで動ける方ではないと続けていけないのではと思いました。

実は、私の住む地域にも『やねだん』と言われる全国的にも有名な地区があるんですが、これもリーダーとして地区を引っ張っている方は社会起業家でしょうね。
行政に頼らない『むら』おこしを進めています。
自主財源として、居酒屋を出したり、焼酎を作ったり、地域全体で事業活動を行っています。
そこで得た自主財源を地区の福祉の充実などに利用したりしています。
本当に繁華街から離れた地区でこれだけの活動を行っているのはすごいことです。

ただし、社会起業家の問題と感じたことは、後継者の問題。
どの社会起業家の組織も、一人のリーダーの強烈なリーダーシップのもとに成り立っていることが多いのではと感じます。
その熱い思いをつないでいける人がその組織で作っていけるのか気になりました。
やねだん』地区にもリーダーシップをとってアイデアを出していけるリーダーがいます。
では、そのリーダーの思いをつないでいける体制ができているのでしょうか。

起業はできるけど、それを続けていくことが何倍も難しいと言われますが、社会起業家にとっても、まさにこの意志をつないでいくことが最大の課題ではないでしょうか。

少なくとも、私には社会起業家できないことだけはよくわかりました。